前回から「記事の書き方」をお伝えしていて、この記事では、「記事の目的」について説明していきます。
初心者ブロガーの方は、そもそも記事を何のために書くのかが抜けていることが多いです。
この記事は動画でも解説しています。好きな方をご覧ください。
記事の目的の決め方ポイント3つ
記事の目的を決めるには、以下の3つのポイントを押さえます。
・誰に向けているのか
・どんなニーズ(悩み)を解決しているのか
・どうなってほしいのか
ポイント1:誰に向けているのか
記事の目的を決めるには、まず記事を誰のために書くか(ペルソナ)を決めます。
記事を読むユーザーを決めることをターゲティングと言います。
ターゲティングのやり方は、2種類あります。
・デモグラフィック(ユーザー属性)
・サイコグラフィック(ユーザー心理)
ターゲティングの方法①:デモグラフィック
デモグラフィックとは、人口統計学的属性によってターゲティングする方法です。
デモグラフィックでは、年齢・性別・地域などによって、記事を読んでもらいたいユーザーを絞ります。
多くのユーザーはデモグラフィックまでしかできていません。
ターゲティングの方法②:サイコグラフィック
サイコグラフィックとは、心理学的属性によってターゲッティングする方法です。
サイコグラフィックでは、ユーザーの悩み・価値観・潜在ニーズによって、絞っていきます。
サイコグラフィックでターゲティングしてから書き始めましょう。
例えば転職の記事だと、「上司との関係に悩んでいる人」とターゲティングできます。
ポイント2:どんなニーズ(悩み)を解決しているのか
誰に向けて記事を書くか決めたら、ユーザーのニーズ(悩み)を決めましょう。
ユーザーのニーズ(悩み)を決めるには、記事を検索するユーザーの意図を考える必要があります。
ユーザーの検索意図は、4種類に分けられます。
・know(知りたい)
・do(したい)
・buy(買いたい)
・go(行きたい)
記事を書く前に、ユーザーの検索意図をはっきりさせましょう。
ニーズに答えられる記事が書けるので、良い記事になりやすいです。
キーワード検索すると、ユーザーが求めている記事が上位表示されるからです。
ポイント3:どうなってほしいのか
誰に向けてどんな記事を書くか決めたら、最後にユーザーにどうなってほしいか決めましょう。
ユーザーの悩み解決するために、具体的にどうしてほしいか考えます。
「ユーザーにしてほしい行動」と「僕たち(サイト運営者)の目的」を一致させたほうが良いです。
ブロガーが収益化できるユーザーの行動は、以下の4つに分けられます。
・別の記事へ遷移
・広告のクリック
・メルマガなどの登録
・ブランド認知向上
収益を狙っているなら、「別の記事へ遷移・広告のクリック・メルマガなどの登録」のどれかに繋げられると良いです。
別の記事へ遷移では、自分のサイトの別の記事に飛んでもらいます。
別の記事とは、詳細な説明があるページや商品を紹介しているページです。
広告のクリックしてもらえれば、直接収益になります。
メルマガやLINE@に登録してもらえれば、顧客リストを作れます。
しかし、サイトの認知が向上すると、ツイッターや口コミで記事が拡散されるかもしれないので、サイトにとってプラスになります。
まとめ:記事の目的を決めて読んでもらえる記事にしよう
この記事では、「記事の目的の決め方」について説明しました。
記事の目的を決めるには、「誰の」「どんな悩みを」「どう解決するか」を考えてください。
目的を決めることで、ユーザーに共感でき、満足度の高い記事が書けるようになります。